2026.09.09

食べる

「小樽に帰ったらまた寄って」未来につなげたいこだわりの一杯

WEBマガジン「Sitakke」のパートナーメディアで、小樽観光協会が運営する「小樽通(おたるつう)」より、選りすぐりの情報をお届けします。

今回は、小樽の腹ペコ学生を救う!店主が想いを込めて学生ラーメンを提供するお店を、第一弾・第二弾・第三弾と続けてご紹介します。

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「講義や部活のあと、おいしいご飯をお腹いっぱい食べたい!でも、お財布的にはちょっと厳しいし、今日は外食控えようか…。」食べ盛りの学生なら、一度はそんなことを思ったことがあるはず。ガッツリ食べたい気持ちはあるけれど、毎日外食するとなると出費も気になってしまう・・。

いろいろ知恵を働かせてコストを抑えるよう努めてはいても、やっぱり外食はしたいものです。でも実際、こんな悩みに応えてくれるメニューが小樽にあることを皆さんはご存じでしょうか。

それはズバリ、「学生ラーメン」です!学生メニューといえば、学生であれば一定のメニューが学生割引として定価より安くなるというものですが、小樽には学生メニューならぬ「学生ラーメン」を提供しているお店がいくつかあるんです。

今回は、現役大学生である私”きょーや”が、いくつかご紹介したいと思います!
お次は2軒目!

※記事の内容は、配信時の情報に基づきます。 最新情報は、各施設へお問い合わせください。

「また小樽に帰ってきてほしい」学生ラーメンに込められた、らーめん むくげの想い

続いては、小樽駅前・長崎屋小樽店内にある「らーめん むくげ」さん。こちらでも、学生を応援する「学生ラーメン」が提供されています。

今回お話を伺ったのは、店長の松代さん。小樽生まれ、小樽育ち。これまで約20年間、飲食業界に携わってきました。しかし、最初からラーメンの道を歩んでいたわけではなく、以前は営業の仕事をしていたそうです。そこから飲食の世界へ入り、経験を積みながら現在のお店を支えています。

2013年のオープン以来、長崎屋小樽店で10年以上にわたり地域の方々に親しまれ続けているお店です。

長く地域に根付いてきた理由について、松代さんは「地元のお客さんに支えてもらっているから」と話します。平日は近隣で働く方や買い物に訪れる地元のお客さんが多く、何度も足を運んでくれるリピーターも少なくありません。

一方で、土日になると観光で小樽を訪れる方も増え、地元の方と観光客の両方に親しまれるお店になっています。小樽という街で長く営業を続けてきたからこそ見えてきたもの。その経験が、後に始まる「学生ラーメン」への想いにもつながっています。

「らーめん むくげ」の学生ラーメンは、通常のラーメンを約300円引きした600円(税込)で提供されています。味は通常メニューと同じ。さらに学生であれば高校生・大学生だけでなく、看護学生など幅広い学生が対象です。

物価高の影響で原材料費が上がる中、価格を維持することは決して簡単ではありません。それでも、このサービスを続けている理由について、店長さんはこう話します。

「若い頃に食べた味って、意外と忘れないんですよね。今食べてもらって、大人になった時に『あの時食べたな』って思い出して、また小樽に帰ってきた時に寄ってもらえたらと思っています。」

学生ラーメンを始めたきっかけは、約4年前のコロナ禍でした。

当時、学生を中心に若い世代へもっとお店を知ってもらいたいという想いから始まった取り組み。利益率を考えると決して余裕のある価格設定ではありません。

それでも、社長さんと松代さんは「一時的なサービス」ではなく、未来への投資として学生ラーメンを続けています。

「多少私たちが無理をしてでも、学生さんに食べてもらって喜んでもらえたら。それで大人になってからまた来てくれたら嬉しいですね。」

その言葉から感じられたのは、単に安いラーメンを提供したいという気持ちではありませんでした。
学生時代の思い出の中に、この一杯を残したい。

そして、いつか小樽を離れた学生が、また街に戻ってくるきっかけになってほしい。 学生ラーメンには、そんな社長さんと松代さんの願いが込められています。

小樽通(おたるつう)

小樽観光協会が運営する「小樽通(おたるつう)」。 小樽のマチに精通した、おもてなしの心で伝える、暮らしと旅のメディアです。

https://otaru.gr.jp/

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