2024.01.29
深める明治末期の北海道を舞台に、一癖も二癖もある魅力的なキャラクター達が、莫大なアイヌの埋蔵金を巡り、繰り広げる壮大なストーリー。北海道出身の漫画家・野田サトル先生による大人気コミックを原作にした、実写映画『ゴールデンカムイ』が全国で大ヒット公開中です!
作品のメイン舞台が”北海道”ということで、地元の放送局である、私たち HBCも制作に協力!
HBCが運営する「Sitakke」では、これまでも作品の魅力を『ゴールデンカムイ沼』特集でお伝えしてきましたが、なんと今回、映画『ゴールデンカムイ』のロケ現場で独自インタビューを実施ッ!
2023年2月に行われた映画撮影の現場で、美術担当の磯見俊裕さん、アイヌ語・文化監修の中川裕さん、そして監督の久保茂昭さんにお話を聞きました。
Part1の記事⇒【ロケ密着①】北海道・二風谷で行われた杉元・アシㇼパの「コタン」シーン、美術スタッフが込めた想い
Part2となる今回は、アイヌ語・文化監修の中川裕さんへのインタビューをお届けします。
2月某日、北海道・平取町「二風谷」。体の芯から凍てつくような冬の日でした。早朝、まだ日が昇りきる前から始まったのは、主人公・杉元佐一を連れて、アイヌの少女・アシㇼパが「コタン(アイヌの集落)」を訪れるシーンの撮影です。
この日の撮影は、アシㇼパをはじめ、コタンで暮らすアイヌの人々が、アイヌ語を話すシーンが多く登場します。
原作・TVアニメシリーズに引き続き、今作でもアイヌ語の監修を担当したのは、千葉大学名誉教授の中川裕さん。アイヌ語・文化監修という立場からみた、本作への想いについてお話を聞きました。
聞き手を務めたのは、HBCのアナウンサー・金城 茉里奈アナ。
実は、金城アナ、この日行われたコタンの撮影に、「アイヌの村人役」として参加しています。
中川さん監修のもと、アイヌ語でのセリフもありました。