2024.01.29

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【ロケ密着②】映画『ゴールデンカムイ』ロケ現場で「アシㇼパ役・山田杏奈さんのセリフって…」アイヌ語・文化監修者の感想は

スタッフ全員に「アイヌ語の正しい発音」を

映画撮影中の中川裕さんと、久保茂昭監督

この映画を観に来て、初めてアイヌ語を耳にする人も多いと思うんです。
だからそういう意味では正しい発音に気を付けて、いろいろとうるさく指導していますよ(笑)

たとえば、「カムイ」という言葉のアクセント。みんな最初の「カ」のところを高く発音しがちなんだけど、アイヌ語だと「ム」を高く発音するべきなんだよね。「コタン」とかもそう。大体みんな間違って覚えちゃっているんですよ。

だから、(映画製作をスタートしたときに)最初にみんなにお願いしたのは、出演者だけじゃなくて、監督を含め、スタッフのひとたちみんなに「アイヌ語の正しい発音」をしてほしいということ。だって、間違えた発音をスタッフが使ってしまうと、出演者にもついつい移ってしまいますからね。みんな普段から、ちゃんと発音しなきゃダメよ、っていうお願いを最初にしました。

出演者たちの「アイヌ語」について

©野田サトル/集英社 ©2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会

杉元役の山﨑賢人さんは、アイヌ語を話すシーンがないので、私が絡む場面はあまりなかったんです。
アシㇼパ役の山田杏奈さんは、やっぱり俳優さんなだけあって、勘がいい。

あらかじめ私の方で録音したアイヌ語のセリフの音源を、山田さんに渡してあって、それを聞いて覚えてもらっているんです。山田さんは、最初からとてもうまく、きれいに発音をしてくれています。特に直すところもありませんでしたね。

©野田サトル/集英社 ©2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会

ただ、今日の撮影もそうですが、映画の進行上、突然、(台本になかった)新しいセリフを入れるってこともあるので。いきなり言われて、覚えないといけないから、きっと大変だったと思いますよ。でもそこもやっぱり、役者さんなだけあって、きれいに発音してくれていました。

なかなかできないことですよ。アイヌ語に馴染みのなかった人が、音を聞いて、すぐ真似してできるかというとね、難しいと思う。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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