2026.06.29

深める

見た目や体型、恋愛について差別的な発言が 自分のことじゃなくてもモヤモヤ…どうする?

種を摘み続ける大切さ

お花シリーズ「カラー」黄色は「壮大な美」紫は「夢見る美しさ」など意味も色とりどりです

あなたはバイセクシャルだと、あたしに対して打ち明けてくれた(ありがとね!)。

でもカミングアウトというのは、それこそ心理的安全性が担保されている相手に対して行うのでなければ、当事者のいのちを脅かしかねません。

それこそマイクロアグレッションを振り撒いてしまうような相手に、自身の性指向を開示するというのは、あまりにリスクが高すぎる。
(LGBTQ+の当事者の多くがクローゼットを選択する背景には、こうした事情が多くあるように思います)

なので、今回の事例についていえば。
あたしは「とうきび」さんに、もしその余力があるのであればという条件をつけた上で、目下のアドバイスをお届けしたい。

自らを危険に晒すべきだなんて、そんなことをコミュニティの仲間に伝えたくはない。
我々にはそれぞれなりのサバイブの仕方があって、然るべきなのですから。

でも「とうきび」さん。
今後もしまた別のパターンででもマイクロアグレッションと出会うことがあったなら、次はあなたなりにはっきり指摘できるよう、どうか注力してみてください。

日常の瑣末なことだと思うかもしれない。でもそうした種を摘み続け、この社会に差別が芽吹き根付くことを許さないというのがすっごく大事。

それが、様々なマイノリティたちが生存し、幸せに暮らしていくための、未来の土壌を作ります。
それぞれが自分たちの尊厳を当たり前に誇ることができる、豊かな社会の実現につながっているんです。

ミクロからマクロまで。いろんな闘いを、これからも続けていくこと。
その大切さをあたしは、今回のお手紙から改めて考えさせられたように思います。

このコラムが、「とうきび」さんのこれからに生きるものでありますように……!

ま・と・め♡

というわけで本日はプライドマンスと結びつくかたちで、日常に潜む差別にフォーカスを当ててみました。

マイクロアグレッションって、あたしも含め、誰しもやってしまいがちなこと。
自らのアンコンシャスバイアスに常にアンテナを張れる人でありたいなぁ。
読者の皆さん、ぜひ一緒に価値観、アップデートしていきましょうね!

では今回はこの辺で。Happy Pride!Sitakkeね〜!

***

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文:満島てる子
イラスト制作:VES
編集:Sitakke編集部あい
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満島てる子:オープンリーゲイの女装子。北海道大学文学研究科修了後、「7丁目のパウダールーム」の店長に。 2021年7月よりWEBマガジン「Sitakke」にて読者参加型のお悩み相談コラム【てる子のお悩み相談ルーム】を連載中。お悩みは随時募集しています。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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