
WEBマガジン「Sitakke」のパートナーメディアで、小樽観光協会が運営する「小樽通(おたるつう)」より、選りすぐりの情報をお届けします。
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小樽の春の味覚、ニシン。2週前の記事①②では飲食店でのニシン料理の美味しさをお伝えしました。
でも、小樽のニシンの面白さは、それだけじゃありません。
小樽には、ニシンの加工品もたくさんあります。
お土産として持ち帰れるのはもちろん、地元の人が普段から食べているものも多く、そこには長く受け継がれてきた技術とこだわりがあります。
小樽のニシン加工品の魅力を探ってみましょう!
ニシンの加工品と言われて、どんな商品を思い浮かべますか?
ニシンが豊富に獲れた小樽ではその加工技術が発達し、様々な加工品が作られています!

こんな食べ方もあるのか~と感じる多彩なラインナップです。
これほどまでに多くの種類の商品が展開されるのも、小樽ならでは。
その秘密を、八丸 堀内水産食品と小樽水産加工業協同組合の方に聞いてみました!
小樽の水産加工品製造を代表する会社の一つ、八丸 堀内水産食品。
創業はなんと江戸末期の安政年間(1854年~1859年)!
小樽でおよそ170年もの間、長く愛されている会社です。
お話をお伺いしたのは、営業部長の土田さんです。

ニシンの加工品の種類が多いのは、会社の歴史に理由がありました。
堀内水産は、もともとニシン漁の網元として小樽で江戸末期に創業。
時代と共にニシンが獲れなくなってきた頃、漁に従事する人夫に食事として提供していた飯寿司が評判になったことで、加工品製造に舵を切りました。
会社の主力製品である飯寿司は、夏から製造が始まり、年末にかけて10月~12月に販売のピークが来るスケジュール。
それ以外の時期も、年間通して美味しい商品を届けるべく、さまざまな商品の製造に繋がったそうです!

八丸 堀内水産食品の商品のこだわりは、「本当に美味しい素材」を使う事。
例えば、数の子が詰めてある「子持ちにしん1本巻き」は、カズノコを抱えたメスのニシンではなく、あえてオスのニシンを使用。
ロシア産の脂の乗ったオスのニシンを処理し、後からカズノコを詰めるという手間を加えて作り上げているそうです!
反対に「春にしんマリネ」は、向いているという理由から小樽産のニシンを使用。商品により、より美味しく仕上がる素材を選んでいます。

美味しさの追求は食材だけでなく、加工工程にも。
甘露煮はロースターで焼いて、ふっくらさせてから炊き上げているそう。
ニシンと言えば、小骨が多いのが理由で敬遠されがちですが、骨まで柔らかく炊き上げて、食べていてまったく気にならないような仕上がりになっています。
また、甘露煮、一本巻き、棒炊きなどそれぞれの商品ごとに調味タレのレシピも調整。商品に合った配合率にしています。
多彩なラインナップの数々は、社員で知恵を出し合っての商品開発によるもの。
主婦の社員もレシピを考案し、試行錯誤しながら数多くの商品を展開。
美味しい商品を日本全国に届けています。
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