2026.05.08
暮らす
西区平和では2025年9月、住宅地にある公園で、人身事故が起きました。
午後8時ごろ、犬の散歩をしていた人が、親子のクマ2頭と遭遇しました。男性が身を守ろうと右腕を前に出したところ、母グマに引っかかれ、とっさに抵抗すると、クマは逃げていったといいます。
この母グマもその後、西区西野で捕獲されています。

西野では別の親子グマの出没も10月に相次いでいました。母グマが先に箱罠で捕獲され、その後も子どものクマ2頭が出没を繰り返したとみられています。子ども2頭は、道内初の「緊急銃猟」で捕獲されました。
これまでは、夜間や住宅地での発砲は原則、法律で禁止されていて、緊急度の高い場合に特例的に警察官の命令で発砲できることになっていました。ただ、クマが夜間だけに繰り返し出没する場合など、発砲できずに被害が長期化するケースもありました。
この法律が改正され、条件を満たすと自治体の判断で発砲ができることになったのが「緊急銃猟」です。ただ条件のハードルは高く、撃つ方向が山であるなど、銃の弾が止まる「バックストップ」があることや、人や車の通行を制限することなど、人の安全を確保した上での実施が必要です。
2025年、北海道内で実施された緊急銃猟はこの1件のみでした。
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