2026.05.07
暮らす
2022年3月、札幌市西区三角山で見つかったクマの冬眠穴です。
三角山は札幌の中心部からも近く、高さ311メートルの小さな山。手軽さから、地元の小学生の遠足やトレッキングのコースとして親しまれています。すぐ近くには、住宅街が広がる場所です。
巣穴があったのは山奥ではなく、住宅街からわずか500メートルの位置でした。
クマが出産し、子どもを育てる場所も、山奥から住宅地へと近づいているのです。
この冬眠穴が見つかった当時の取材で、酪農学園大学の佐藤喜和教授は「人里の近くに定着するようになったクマは、人との触れ合いが多いので人慣れをする」と指摘していました。
本来、人を恐れ距離をとって暮らすはずのクマが、近年は住宅地の近くに 「定着」 してしまうようになりました。
EnVision環境保全事務所の早稲田宏一さんは、この状態に 「凶作」 が組み合わさったことで、大量出没が起きたのではないかと見ています。
そこで札幌市では、住宅地の近くに定着しているクマの対策に着目しています。
そのためには、「クマの性別」がポイントになります。
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