2026.05.07
暮らす清尾さんは、まず「山の実なり」が影響していると指摘します。

クマは草食に近い雑食で、ドングリを多く食べます。2025年の札幌市は、ミズナラのドングリが凶作でした。
ただ、凶作だと必ずクマの出没が増える/豊作だと安心、というわけではありません。
クマは冬の間に、冬眠穴の中で出産・育児をします。
2024年はミズナラのドングリが豊作でした。年間を通して出没が少ない年でした。
クマの栄養状態がよく、冬の間に出産をすることができたと考えられます。

2025年の秋、市内の住宅地では親子の出没が目立ちました。
24年の豊作で子どもを出産した母グマが、25年の凶作で食べものに困り、住宅地に近づいてきた可能性が考えられます。
単純に凶作・豊作でその年の出没件数が決まるのではなく、前年からの影響もあることが伺えます。
ただ、出没の増加は山の豊凶だけが原因ではありません。
過去には、凶作だったけれども出没が増えていない年もありました。
その差はどこにあるのでしょうか。
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