2026.10.24
育む
そんな経験をした私ですが、実は今でも人に頼ることが得意ではありません。
夫との関係も、あの日を境に劇的に変わったわけではありませんでした。
私自身も、長年溜め込んだ思いをどう伝えていいかわからず、言えないまま我慢を重ねていました。
初めて本音でしっかりと話し合えたのは、それから数年が経ち、娘が3歳になったころ(昨年)のことです。
それまで伝えられなかった思いを、数日かけてお互いに話しました。
あのころの私のつらさを100%理解してもらうことは難しいかもしれません。
それでも、夫は私の話に耳を傾け、当時の私がどんな状態だったのかを知ろうとしてくれました。
私自身も、「すべてを理解してもらおう」と期待するのではなく、事実として自分の状態を伝え、「何ができて、何ができないのか」「どんな助けが必要なのか」を具体的に言葉にする練習を少しずつ始めました。
お互いにすぐには変われませんし、今でも自分の気持ちをうまく伝えられず、話し合いを重ねることがあります。
それでも、相手にわかってもらうためには、まず自分の気持ちを言葉にして伝えることが大切なのだと、少しずつ感じるようになりました。
■ 21歳で「ステージIVの大腸がん」、そこから結婚・出産・子育て… 亡くなる10日前まで日記に綴った想いとは
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