2026.10.24
育む
あのころの私は、産後うつの状態にありました。
今なら、もっと早く誰かに相談してもよかったんだと思えます。
でも、あのころの自分に「どうして助けを求めなかったの?」とは言えません。
人に頼ることが苦手な人にとって、「助けて」と伝えることは、とても勇気が必要だからです。
心も体も疲れ切ってしまうと、自分が何に困っているのか、何をしてほしいのかさえ、わからなくなることもあります。
「何かあったら言ってね」
その言葉に救われることも、もちろんあります。
でも、何かあっても言えない人がいることも、知ってもらえたらと思います。
助けを求めること自体が難しい人にとっては、その言葉をもらっても、尚、頼るのが難しい場合があります。
だから、もし身近に子育て中のお母さんがいたら、少しだけ踏み込んで声をかけてみてほしいのです。
「赤ちゃんを見ているから、少し寝ておいで」
「ごはんを持っていこうか?」
「きょうは私がこれをやるね」
もちろん、相手の気持ちを確かめることも大切です。
でも、誰かが具体的に手を差し伸べてくれることで、初めて「頼ってもいいんだ」と思える人もいるのではないでしょうか。
■ 21歳で「ステージIVの大腸がん」、そこから結婚・出産・子育て… 亡くなる10日前まで日記に綴った想いとは
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