2026.10.11

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函館ラーメンの意地が集めた3万7000人。「大変だったけどいい記憶しかない」イベント成功の軌跡

函館ラーメンの意地が集めた3万7000人。

2002年『函館塩ラーメンサミット』の記録。

『函館塩ラーメンサミット』第1会場のシーポートプラザ(当時)前の初日の様子。

いまや説明の必要がないほど全国に浸透した【函館ラーメン=塩】というパブリックイメージ。しかし、そのブランドがここまで確立したのはさほど前のことではなく、1990年代の平成に入ってからの話だ。

その時代、ラーメン業界ではいくつかの重要なトピックがあった。まず1993(平成5)年に、メディア出版から刊行された書籍『全国ラーメン食歩記』がベストセラーとなり、のちに「ラーメン好きのバイブル」と呼ばれると同時に、地方発のラーメンに注目が集まり始めた。

イベントのマスコットキャラクター。土方歳三をモチーフにしたイベントのマスコットキャラクター。こちらは貴重な初期デザイン案。

その翌年、全国から人気店を集めた『新横浜ラーメン博物館』が開館し、数年後に『ガチンコ!』(TBS系)や『TVチャンピオン』(テレビ東京系)などのTVのバラエティ番組でラーメンを主体とした企画が組まれ高視聴率を獲得。

このあたりから本格的な「ご当地ラーメンブーム」の火ぶたが切って落とされた。前置きが長くなったが、ここからの話は、そういった時代背景の中で函館に刻まれた一大ラーメンイベント『函館塩ラーメンサミット』の記録である。

peeps hakodate

函館の新しい「好き」が見つかるローカルマガジン。 いまだ開港都市としての名残を色濃く漂わせる函館という街の文化を題材に、その背後にいる人々を主人公に据えた月刊のローカルマガジン。 毎号「読み物であること」にこだわり、読み手の本棚にずっと残り続ける本を目指して編集・制作しています。(無料雑誌・月刊/毎月10日発行)

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