2026.09.26

食べる

「やっぱり何度も食べたくなる」札幌に『下町の洋食店』があった 家族で紡ぐメンチカツ

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実里さん:「『疲れた、疲れた』とは言っていたんですよ、ずっと。年齢もあって『疲れているのかな』ってずっと思っていたんですけど、そこで病気が見つかった。すぐに余命宣告という感じでしたね」

余命4カ月…智さんの体にガンが見つかりました。

実里さん:「『マジかー』っていう感じでしたね。本人の方が意外とあっけらかんとしていて、私の方がかなり号泣でしたね」
番組スタッフ:「闘病中にお店はどうしていた?」厚子さん:「ずっとやっていましたよ。やっていたの。休まずに。こうやってソース作っているんだなとか、いろいろ見ていましたけど、どのくらい煮詰めるのかとかはわからなかった」

接客を担当していた厚子さん。
見よう見まねで調理をすることに…
それでも、休まずに店を守り続けました。

実里さん:「父が入院している病院にレシピを聞いたり、今までの見て覚えたソースを作って持って行ったりして、何が足りないかというのを食べて試食してもらった、病室で」

厚子さん:「もうそのまま辞めたほうがいいかなと考えたときももちろんありますし、娘の後押しがなかったら、私は本当に辞めていたかもしれない。『折角お父さんが何十年もやってきたお店なんだし、元気なうちはやったほうがいいんじゃないの?』」

孫と過ごす時間を、何よりも楽しみにしていた智さん。
ガンが見つかって、約半年後の去年3月、家族に見守られながら静かに息を引き取りました。

厚子さん:「たまたまお店がお休みだった。お父さんらしいな、というか、この時を選んでくれたのかな」

実里さん:「具合悪そうな写真が最後に厨房で撮った写真。ああいうキャラですね。陽気なおじさん」厚子さん:「まず面白い」
実里さん:「どこかしらに遊びに来ていそうなので寂しいかなって、自分の写真がなかったら」

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