2026.09.02

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函館のまちで出会っているかも?街中に増えてます、ある職人による手描きの刻印。

「無茶なことしてる」本業との両立

戸館さんが手がけた仕事の一例:ニーサンゴーヨンロク(住所非公開)

「正直、本業の大工のかたわらでこの仕事をやるのはかなり大変で(笑)。無茶をしてようやく成立させてる感じですね。いつも大工の仕事から帰ってくるのが夜6時くらい。ちょっと休んで夜8時くらいから夜中の3時くらいまでサインペイントの作業をしてって感じで。完全にプライベートはないですね。

たしかに自分でも無茶なことしてるなって思いますけど、なにせ好きなんでこれが。納期まで1週間しかないパターンも結構あるんです。新規の店だとどうしても内装工事が優先になるから、看板制作は一番最後になる。だから時間がない中で仕上げなきゃならないケースは特に珍しいことじゃないんですよ」

戸館さんが手がけた仕事の一例:HOMIE(入舟町)

戸館さんが好きなアメリカのペイントカルチャーからはかけ離れた内容の依頼も多いが、
それが「手描きで書いてほしい」という依頼であれば、自分の持てる技術を駆使して全力を注ぐ。

「自分好みの仕事がくることなんてめったにないですから。僕はデザイナーではなく、あくまで職人。手描きで綺麗に仕上げることにこだわりたい。それができる領域の仕事であればできる限り引き受けたいし、チャレンジしたいと思ってます。最近はナフサ(シンナー)が不足して塗料のペンキも通常の3倍とかとんでもない価格になってるんですが(苦笑)、この仕事は大好きなんで依頼がある限り続けていきたいですね」。

【4410 STUDIO】
090-6444-2081
Instagram @yoshito1116

peeps hakodate

函館の新しい「好き」が見つかるローカルマガジン。 いまだ開港都市としての名残を色濃く漂わせる函館という街の文化を題材に、その背後にいる人々を主人公に据えた月刊のローカルマガジン。 毎号「読み物であること」にこだわり、読み手の本棚にずっと残り続ける本を目指して編集・制作しています。(無料雑誌・月刊/毎月10日発行)

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