2026.06.26

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まるで「走る市電博物館」!現役最高齢・75歳を迎えた函館市電「530号」のいま。

拝啓。その後、お変わりありませんか?

満75歳になった函館市電「530号」のいま。

毎日この街で暮らしていてもその姿を見ることは極めて珍しく、運良く見かけたときは、思わず「おい、元気だったか?」と声をかけたくなるほど嬉しくなる。

そんな具合に、函館市電で最も古い営業車両「530号」とその車両が走る街の景色は、地元民にとっては少し特別なものだ。

1951(昭和26)年に製造・就役。茶色と深緑というツートンのボディカラーがトレードマークで、車内は主に木造。

年季の入った木板のフロアや扉、旧式の降車ブザーやアルミフレームのつり革、最盛期に混雑緩和のために用意された3つの乗車口など、車両全体が現行車両では見ることのできない要素ばかりで、まるで「走る市電博物館」のよう。

現在は繁忙期や冬の雪深い日、または貸切時のみに出動するため、前述したようにめったに見られない存在となった。

peeps hakodate

函館の新しい「好き」が見つかるローカルマガジン。 いまだ開港都市としての名残を色濃く漂わせる函館という街の文化を題材に、その背後にいる人々を主人公に据えた月刊のローカルマガジン。 毎号「読み物であること」にこだわり、読み手の本棚にずっと残り続ける本を目指して編集・制作しています。(無料雑誌・月刊/毎月10日発行)

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