2026.05.24

食べる

ひっそりと101年目を迎えて。函館市民におなじみ、醤油が染み込んだ「あのおにぎり」の会社の裏側

真狩さんに会って聞いてきた、「まかりのおにぎり」の話。

今年で創業101年目。始まりは煎餅づくりから。

ようやくお会いできた。それが率直な感想だ。

市内の商店や病院内の売店で「そのおにぎり」が扱われるようになって50年。
多くの函館市民が、会社名を認識せずとも「ラップに包まれ、全体に醤油がしっかりと染み込み、絶妙な大きさの」あのおにぎりを食べてきた。

具は紅さけ、たらこ、筋子、とびっこ、辛子明太子、シーチキン、チーズおかか、昆布、うめ、おかか、ごまさけ、梅ちりめん、赤飯(甘納豆)の全13種類。こぼれ話だが、数十年前には「まかり」の看板を掲げた直営店を構えるプランもあったという。「いま思えば、やめておいて本当に良かったと思います(笑)」(千英子さん)。

しかし筆者を含め、深い愛着をいだいているわりにその会社のことはほとんど知らないままだ。

一度「函館 まかり おにぎり」でネット検索をしてほしい。少なくても会社側から発信された情報は一切出てこない。
出てくるのはグルメ関連の個人ブログでの記述や、SNSで「#まかりのおにぎり」等でタグ付けされた投稿ばかり。

ましてや過去にメディアの取材を受けた形跡もない。

実は弊誌でも数年前に取材を申し込んだが、そのときは「時間がなく対応が難しいので、好きに書いて結構ですよ」という回答をもらった。

peeps hakodate

函館の新しい「好き」が見つかるローカルマガジン。 いまだ開港都市としての名残を色濃く漂わせる函館という街の文化を題材に、その背後にいる人々を主人公に据えた月刊のローカルマガジン。 毎号「読み物であること」にこだわり、読み手の本棚にずっと残り続ける本を目指して編集・制作しています。(無料雑誌・月刊/毎月10日発行)

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