2026.06.22
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ワインの産地として存在感を増す北海道ですが、土の微生物を研究する専門家・北海道大学ワイン教育研究センター曾根輝雄センター長は不安を隠しません。
「気象が変化すると今までなかった病気や虫がやって来ます。そういう環境下で、いいブドウを作るためにはどうしたらいいのか?そうしたことが、今後の研究テーマになってくると思います」
塗り替えられるワイン産地の地図。
それは、北海道の希望の未来である一方で、忍び寄る気候変動の足音でもあります。

ヨーロッパの平均気温が2度上昇すると、ワインの産地の半分が失われるという予測は、約260年前に始まった「産業革命」以前の平均気温に比べた場合です。
ただすでに最近10年の平均気温は【2.2℃】も高い状態が続いています。
北海道産のワインへの期待は高まる一方ですが、1000年の歴史があるというヨーロッパのワイン事情を考えると、心配になりますよね。
温暖化の影響で、産地が変わっていくことは、ワインに限らず、いろいろな農産品にも影響が出てきますが、HBCテレビ今日ドキッ!のスタジオでは旅行会社を経営するコメンテーターの寺井裕美子さんがこう話しました。
「私も仕事上、視察の手配などをしますが、先日、千葉県から北海道の仁木町に、ミニトマトの視察をする団体がいらっしゃいました。道民としては、いろいろ農産品が増えていくことにうれしさはありますが、一方で作れなくなっている産地もあると考えると、複雑な思いがあります」
今までは本州でも育てられていた農産品も暑くなったので、どんどん北に向かって行く…、北海道もいまはワイン造りに適しているかもしれませんが、10年先、20年先も維持できるのかと考えると心配になります。
そうした先を見越して、苗木や土壌、微生物の研究も進められているということです。

本当にいま、北海道の各地に個性的なワイナリーが着々と広がっていて、質の高いワイン造りが行われています。
それが未来の希望であり続けるためにも、なんとか温暖化を食い止めなければいけない危機感も感じます。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2026年5月25日)の情報に基づきます。
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