2026.05.23
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「多死社会」といわれる現代。
最近では葬儀の簡略化が進み湯灌をしないケースも増えているのだそう。
ただ、中山さんは「故人さまのためだけでなく残されたご遺族のためにこそ、湯灌は必要だと思っている」と話します。
亡くなられた方の中には日にちが経ってしまっていたり、苦しんだ表情をされていたりと、穏やかではない終わりを迎えるケースがあるのも現実…。
「そうした姿はときに、ご遺族様の心をより苦しめてしまうもの。故人様を生前のお姿に近づける、キレイにすることはもちろん、残された方々の悲しみが少しでもやわらいでくれたらという気持ちでやっています。それが『グリーフケア』になると思うんです」
私たちも、お風呂に入るときはなんとも安らいで気持ちよくなれますよね。
その「いい顔」を作ってあげたい、という気持ちなのだといいます。

「湯灌でお風呂に入れた後に『気持ちよさそう』『この顔が見れただけで幸せ』って言ってもらえたときは、本当にギュッてなりますよ」
さらに、ネオでは北海道ではめずらしい「エンバーミング」のサービスにも力を入れています。
エンバーミングとは、ご遺体の血液と薬剤を入れ替える「遺体衛生保全」のこと。
葬儀まで時間がかかるケースなどが増えつつある今、ご遺体の生前の姿を保ち、ご遺族とのお別れの時間を安心して過ごせるように注目されている技術です。
そしてこれからに向けてネオが取り組んでいるのが、オリジナルの装束ブランド立ち上げです。
「装束は現世で最期に着る服なのに選択肢がない場合がほとんどです。故人様の最期をより美しく見せて、ご遺族の心に寄り添いたい」と中山さんと永木さんはそろって熱を込めます。
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