2026.05.08
暮らすまずクマ予報マップの前提のおさらいです。
札幌市と、市が調査業務を委託しているNPO法人EnVision環境保全事務所の専門家に、出没確率を聞いて作成しました。
(※用語説明:「出没」=目撃とは区別して、足跡などの痕跡も含めています)
(※山奥は塗りつぶしを省略しています)
(※細かい住所単位ではなく、札幌市全体を俯瞰して見た状態で、おおよそで塗りつぶしています。自宅にギリギリかかっていないから大丈夫…ではなく、クマは移動しますので、移動範囲も含めて大まかにとらえてください)

こちらは去年2025年秋時点のクマ予報マップです。
桃色の範囲は、2025年・2026年に限らず、ここ数年一貫して注意度が高まっているエリアです。
クママークを置いたのは、そのうち2025年秋に特に出没確率が高まっていたエリアです。
この5か所のうち①~③のエリアでは2025年のうちに対策が進んだことを前回の記事でお伝えしましたが、今回は2026年に特に気を付けたいエリアについて解説していきます。

主に「④豊平区羊ヶ丘」「⑤三角山~藻岩山周辺」に注目します。
ただ、この地域だけが特に注意が必要ということではありません。
実際には南区など、ほかにも確率の高いエリアはあるのですが、この2カ所のポイント解説をするのは、「東京で雪が降る」ときの天気予報と同じような理由です。
札幌でのクマの出没エリアは、ここ20年ほどで大きく広がっています。
こちらは2007年の札幌市内のクマ出没マップです。

続いて、2012年の出没マップはこちら。

そして、こちらが2025年の出没マップです。

この傾向から、「これまでクマが出たことはない」と思っている地域のみなさんも、じぶんごとにしてクマ対策を考えなければいけない、ということが示唆されます。
天気予報では、札幌市民は慣れた雪でも、関東の慣れていない地域にとっては少しの量で転倒などの危険が高まるため、注意喚起のポイント解説をします。
クマについても、長年クマが暮らしていることを意識して対策をしながら生活している地域では、ある程度対策がうまくいっていることが確認されているので、今回は、ここ数年で出没が増えた一方で、まだ人がクマ対策に慣れていないエリアについて注目します。
札幌市がどんな対策をしているのか、住民は何に気を付けるべきなのかも解説していきます。ピックアップするエリア以外にお住まいの方も、出没確率はゼロではありませんので、ぜひご覧ください。
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