2024.03.22

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「ここから出してきれいにしてあげたい」地震の土砂崩れ現場で捜索 男性と同じ活躍と、女性だからできた「気づき」女性警察官が刻んだ覚悟

女性隊員もいるから一緒にがんばろう

宿舎で指示を受ける道警の隊員たち(珠洲市産業センター 2月)(道警提供)

2024年3月11日で東日本大震災から13年。

その後も2016年熊本地震、2018年北海道胆振東部地震、今年の能登半島地震と、大きな地震が繰り返し発生してきました。

山崎さんは、女性隊員だからこそ災害現場で果たせる役割もあると考えています。

人命救助活動の中で「一番つらい思いをする」と山崎さんが感じるのが災害の現場。

そういった場面だからこそ、女性隊員がいることでの安心感があるのではないか。

「男性だけじゃなく、女性隊員も来ているので一緒に頑張りましょう」と声がけする気持ちを大事にしています。

女性が声がけすることで元気をもらえる人もいると信じて…。

「しっかり活動ができる隊員に自分もならなければいけないですし、『やりたい』と思う人がいればぜひ目指してもらいたい」

力強く、そう話してくれました。

文:HBC報道部道警担当キャップ 大佐賀南
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は2024年3月8日時点の情報に基づきます。

◇取材 HBC道警担当キャップ 大佐賀南

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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