2024.03.19

暮らす

「自分で準備するのが大事」1週間で83万食が不足の現実…防災少年の避難所チェックで見えてきた備蓄の中身

電気は?避難は?

2018年胆振東部地震当時「ブラックアウト」した札幌中心部

北海道電力によると、「全98の原因を特定し、すべての対策を完了しました」とのこと。

2018年のブラックアウトは、電力の需給バランスが崩れたことが原因で起こりましたが、大規模停電の可能性を限りなく低くし、今後も努力を続けていくということです。

続いては避難所。

札幌で大地震が発生したら市内307か所の避難所に、約9万人が避難するといいますが、そんなに大人数が避難しても大丈夫なのでしょうか。

今回、札幌市の避難所を厳しくチェックしてもらうべく来てもらったのは、以前、もんすけ調査隊にも出演した8歳の防災少年、澤田雄太(さわだ・ゆうた)くん。

「防災少年」澤田雄太くん

そして、CeMI(せみ)気象防災アドバイザーの志田(しだ)さんにも来てもらいました。

札幌市が想定している避難所のスペースは一人1メートル×2メートル。

家族3人のスペースを見ると、少し余裕があるようです。

しかし広さはあっても問題なのが、床の冷たさ。

石川県よりはるかに寒い北海道では、冷えた床面で寝ることは低体温症の危険を高めます。

そこで避難所の備蓄庫を見せてもらうことに…

こちらは北ガスアリーナの備蓄庫。

食料や生活用品が備えられています。

澤田くんのチェックは「防寒具にどんなものがあるか」。

移動式の灯油ストーブのほか、毛布や寝袋などが備蓄されていました。

さらに、段ボールベッドもあるのですが…ここでCeMI気象防災アドバイザーの志田昌之さんから「段ボールベッドが少ないと聞いたが?」と指摘が!

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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