「6年生になってからは、たくさんの人と話をして、文章力とか話す力が鍛えられた。6年間の中では、6年生が一番楽しいです」
たくさんの人。
それは、地域の人たちとのふれあいでした。
自分で日程を考えた遠足に、バテながらも登り切った登山。
この1年、先生の手を借りながら、児童1人ならではの、さまざまな出会いを経験しました。
そして、秋には、伝統芸能にも挑戦。
先生や地域の人たちも総動員しての「最後の学芸会」です。
古屋くんは、地域の人に教えてもらった古典落語「時蕎麦」で、高座をつとめあげました。
担任の小橋百合香先生は「6年生になってからの1年の伸び幅は大きかったと思う。その中でも判断力がグッとついた」と頼もし気。
普段は静かな時間が流れる小向小学校。
自分を見つめる時間が長くなった6年生で、古屋君は将来の夢を見つけました。
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