2024.01.05
深める妊娠・出産・産後ケア…
支援が必要な女性たちがその網からこぼれ落ちないよう、切れ目のない支援が求められます。
ゆきさんが利用する産後ケアは、札幌市の事業で1000円~2500円で利用できます。
対象は、6か月未満の赤ちゃんとお母さんです。
利用できるのは孤立妊婦だけではありません。
「育児の疲れから体と心の調子がすぐれない」などの悩みがある女性ならば、誰でも利用できます。
孤立妊婦に関しては、妊娠・出産・産後とさまざまな場面で切れ目のない支援が必要です。
ただ、支援機関は「保健所」、今回の「リリア」のような民間の事業所、「母子生活支援施設」などバラバラなのが現実。
互いに連携はとっているものの、例えば出産直後に施設を移らざるを得ない状況があります。
一から信頼関係を築く必要があったり、支援方針が変わったりするなどの課題があります。
政府は来年度の予算で、特定妊婦をはじめ、支援が必要な妊婦に、切れ目のない支援を拡充していく方針です。
連載「じぶんごとニュース」
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2023年12月20日)の情報に基づきます。