2023.12.01

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車いすで次は九州一周!暑い、痛い、重い…それでも走る51歳母についに異変?

過酷な挑戦の支えは

荷物も重く、距離も長く、さらに暑い。体も早くも悲鳴をあげる中、中さんは挑戦をやめたいと思わないでしょうか。

そんな問いかけに、意外にも中さんは「いつも思う、毎朝。きょうやめよう、きょうやめようって」といいます。

でも…

「でも、きょうやめたら、きのうまでの7日間がもったいないでしょ」

過酷な挑戦を始めたのは、登山家の父の死がきっかけでした。

中さんはそのとき、「障害者になる前も、子供が小さいからとか、女だもんとか、あと経済的とか、言い訳ばっかりで、やりたいことを全然やらないで生きてきた。もう言い訳しないで、やりたいと思ったことを、まず準備しなきゃ」と思い至ったのだといいます。

そうして、いざ夢の準備を始めたら、今度は多くの人からの反対があったそう。

それでも、「やらないで後悔するのは、周りの人じゃなくて自分だから。周りの人なんてどうでもいい。言わせとけばいい」

毎回、過酷な挑戦の支えになっているのは、旅先での”出会い”だといいます。

「元気をもらったとか、すごいとか言ってくれるけど、私が皆さんに助けてもらっているし、皆さんに勇気とかやる気とか元気をもらっているから。がんばれ、皆がんばれ、がんばれ自分!」

スタートから11日目、396Kmを走り鹿児島県へ。

鹿児島県と言えばやはり桜島が有名だが、さつま揚げや鶏飯(けいはん)なども絶品。

実は中さん、各地を回る中でもうひとつ、大切な目的がありました。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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