2023.11.16
深めるなんと全部です。
今回の食育クイズを作成した、だてちゃん。
「今日のクイズはちょっと意地悪でしたよね。問題が簡単すぎてつまらなくならないように、自分でも面白いと思えるような問題を作成しているんですよ」と話します。
子どもたちは、栄養やその効果について、問題に答えながら学んでいくのです。
だてちゃんは、「あとは料理が冷めたり、食育の時間が嫌になってしまわないように、クイズの時間を3分以内にまとめたり、イラストをつける工夫もしています」と語ります。
食を楽しく学ぶための、工夫やこだわりを教えてくれました。
クイズが終わり、いよいよ「いただきます」。
本日のメニューは、鮭のレモンときのこのホイル焼き、ジャガイモとほうれん草のお味噌汁、梨のゼリー、ごはん。
私も実際にご馳走になりました。
クイズに出てきたきのこも使われていて、なんだかおしゃれ、オシャレ。
メインの「鮭のレモンマリネ」は、大人っぽい響きだけれど、レモンのさっぱりした香りと、程よい酸味で子どもでも食べやすい味付けです。
デザートの「梨ゼリー」も、果肉の食感と梨らしい優しい甘味で、ツルリとたいらげてしまいました。
子どもたちは、その日勉強したことや、好きなメニューなど、会話を楽しみながら食事をし、最終的にはおかわりもして、料理はきれいになくなりました。
実はこれらの食事の献立、調理、食育、保護者へのチラシ作成、全てを藤女子大学の学生のみで行っています。この日は3人の学生が来ていました。
こちらは保護者に配布するレシピを作成している、こばめさんです。
こばめさんは、食事提供で出すものは、事前にメニューを保護者に送るほか、レシピも配布していると教えてくれました。
メニューを事前に伝えるのは、アレルギーなどに配慮するためだといいます。
「はじめのうちは保護者の方がどんな風に思っているのか不安でしたが、以前アンケートとったところ、実際にレシピを参考にごはんを作ってくれたおうちがあったんです。メニューのことをきっかけに家庭の会話があると、嬉しいですし、モチベーションも上がりますよね」と、こばめさんは嬉しそうに教えてくれました。
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