2023.11.16
深めるそこで今回、訪れたのは、札幌市北区の「麻生キッチンりあん」。
札幌の地下鉄南北線・麻生駅から出て、すぐの場所にありました。
足を踏み入れてみるとフワッとお味噌汁のいい香り。お皿に盛り付けられていく料理を子どもたちが嬉しそうに眺めていました。
この場所は週2回、認定NPO法人Kacotam(カコタム)が運営する、「学習支援」の拠点のひとつとして活用されています。拠点の名前は「へるすたでぃ」。
Kacotamでは、生活保護世帯や、ひとり親世帯の子どもたちに、大学生や社会人のボランティアが勉強を教えています。
この麻生の拠点「へるすたでぃ」では、午前の学習・午後の学習時間の合間に、「食事提供」の時間があります。
食事は、藤女子大学・人間生活学部食物栄養学科の隈元ゼミの学生たちが作っています。
子どもたちは午前の勉強を終えると、てきぱきと食事の準備を始めました。机を動かしたり、自分の席に自分で食事を運んだり。
炊き出しのようなものを想像していた私は少し驚きました。
呆気に取られている私にも、女の子がお水を注いでくれます。
やさしい、なんてしっかりした子たちなんだろう。
準備が終わり、子どもたちと、学習支援のボランティアたちが、食卓につきます。
自然とボランティアと子どもたちが交互に座っていました。
すると、食事提供の学生たちから、本日の食材・きのこに関するクイズが出題されました。
① お腹の調子を整える
② 疲れをとる
③ 免疫を高める
④ 骨の成長を助ける
正解は…
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