2022年も、札幌近郊で個性豊かなスイーツ店やカフェが新規オープンしました。
今回は過去記事から、選りすぐりの4店舗をピックアップしてご紹介します。
札幌市中央区のプリンスホテル近く、8月にオープンした「喫茶 一粒の麦」。
オープンしたばかりの新店とは思えない、長年地域で愛される名店のような、くつろげる雰囲気の喫茶店です。
店内は、裸電球がなんともいい雰囲気。アンティークショップで購入した足踏みミシンをリメイクして創ったテーブルや、昭和レトロなソファでくつろぐことができます。
また、コーヒーだけでなく、こだわりの「あまいもの」が楽しむことができるのも魅力のひとつ。
こちらの「プリンケーキ」(600円)は、別添えのカラメルソースをかけていただきます。昔ながらのしっかり固めのプリン、そしてスポンジ生地が2層になっていて、なんとも贅沢!
とってもかわいらしい「クリームソーダ」(700円)。市販のシロップではなく、果物をじっくり煮詰めたものを使っているそう。果肉のごろっとした食感が楽しめます。
札幌市中央区、札幌三越の地下2階に10月オープンした「CHaT(チャット)」。
「ヴィーガン」「グルテンフリー」のスイーツ専門店です。
ヴィ―ガンは、卵や牛乳など動物性の食品を摂取しないこと。そして、グルテンフリーは、小麦粉などに含まれるたんぱく質の一種「グルテン」を摂取しないことを指します。
ショーケースに並ぶ色とりどりのスイーツは、どれも美味しそうですが、小麦粉・卵・乳製品・白砂糖を一切、使っていないんです!
こちらのお店では、食品アレルギーを持つ人、そうではない人、全員が安心して食べることが出来るスイーツを味わうことができます。
小麦粉は米粉。生クリームは豆乳やココナッツミルク。
バターはココナッツオイルやなたね油、白砂糖はきび砂糖やメイプルシロップに置き換えるなどして、一般的なスイーツの美味しさに近づけるよう工夫しています。
札幌市手稲区、12月にオープンした、ぷりんと生みるく餅専門店「きのえね」。
ここでは、「生みるく餅」という新ジャンルのスイーツが味わえます。
最初はもちもちっとした食感、そして気が付くと口の中ですーっと溶ける不思議な食感。
やさしい味で、ミルクの香りが口いっぱいに広がります。
基本のぷりんは、明日また食べたくなるプリンを目指して作ったそう。
濃厚なのに後味が口の中に残らない、さっぱりとしたプリンです。
一風変わったプリンもあります。
見た目は普通のプリンなのに、コーヒーの味がする「こーひーぷりん」!
香料は使わず、本物のコーヒー豆を使っているんだとか。
コーヒーの色をしていないのが不思議です。
札幌市東区にある、個性派の大型書店「ダイヤ書房」が、施設内に9月にカフェをオープン!
本格派の喫茶メニューが楽しめると話題になっています。
店内の雑貨コーナー「ヒシガタ文庫」では、選りすぐりの本に加え、デザイナー手作りのクラフト商品やおしゃれな食器、雑貨、アクセサリーなどがズラリと並んでいます。
そんなダイヤ書房が9月に新たにオープンさせたのが「喫茶ひしがた」。
看板メニューはホットドッグです。
しっかり太さのあるソーセージは、こだわりの「生ソーセージ」。
ザワークラウトとサルサソースをトッピングしています。
スイーツにもこだわりがあり、創業40年以上、多くの人に愛され続けている、新琴似の人気店「藤月」のソフトクリームが、「喫茶ひしがた」で味わえるのです!
濃厚なミルクの風味を感じられるものの、後味はすっきり。
絶品ソフトクリームです。
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※過去掲載の取材記事をもとに、ご紹介しています。最新の情報はお店にご確認ください。