2022.11.16

食べる

【札幌】「どんぐり」のパン3個で500円!本格レストランの味も…自動販売機3選

札幌の街角で、ユニークな自動販売機が目につくようになっています。

いつでも買えて、驚きもある!「新時代」の自動販売機を調査しました。

【この記事でご紹介する自動販売機】
① 行列のできるスイーツ
② 本格レストランの味
③ 人気パン店のお得BOX

①行列のできるスイーツ

札幌・すすきのにある自動販売機。大行列ができています。

売っているのは、ほぼ全てが「生クリーム」という、スイーツです。

その名も、「なまくり」。

「なまくり」780円

9月、札幌に登場して以降、SNSで話題に。
1か月足らずで、すでに3,000個近くが売れているといいます。

この日も、家族と職場から頼まれ、4つ買ったという人もいました。

②本格レストランの味

こちらの自動販売機も、9月に設置されました。札幌市中央区の南9条通り、「パーク・デリ」前です。

ウニやホタテなど北海道の食材にこだわったメニューがズラリと並びます。

商品のドリアを作る、ちゅう房をのぞいてみました。

味の決め手は、北海道産の牛乳、生クリーム、チーズ、タマネギなどを使ったホワイトソース。1時間近く、じっくりとかき混ぜて作ります。

高級サーモンやチーズ、野菜を加えて「知床サーモンのドリア」の完成です。

これを急速冷凍した後、自動販売機に納品。
商品を買った客は、電子レンジで加熱して、食べます。

「知床サーモンのドリア」900円

サーモンとチーズ、バターライスの相性が抜群!本格レストランの味です。

この自動販売機を設置したのは、イタリア料理のシェフでもある田畑修さん。
7年前に、札幌でレストラン「パーク・デリ」をオープンしましたが、おととし、事業を大きく変えました。

「新型コロナで営業できない期間が長くつづいて、思い切って冷凍食品専門店にした」といいます。

自動販売機は「店の営業時間外でも、商品を買ってもらえるように」と導入。

自販機の機能やバリエーションが大きく進化したことや、自販機をめぐる規制の緩和なども決断を後押ししました。

田畑さんは、「足を止めてくれますお客さんが。目立つみたいですね」と話します。

全国の自動販売機を見てきた、未来調達研究所・経済アナリストの坂口孝則さんは「自販機ビジネスは、店にとって、新しいメリットがある」と指摘します。
「自販機から実際の店舗に引き寄せられる客が結構多い。いわゆる24時間のチラシみたいな役割がある」

③人気パン店のお得BOX

さらに、あの人気店のパンも自動販売機で買えるようになりました。

どんぐり山鼻店(札幌・中央区)

人気パン店「どんぐり」は、焼きたてを提供しようと閉店近くまで、パンを焼きます。

閉店時に余ったパンは、フードロス削減のため、冷凍して自動販売機に納品。
札幌の創伸建設とタッグを組んで、建設現場で売っています。

箱を開けてからのお楽しみの詰め合わせと、看板メニューの、ちくわパンの3個セットが選べ、一般の人も買うことができます。

「もったいないBOX」ランダム3個入り・各500円

さらに、札幌の畑の横では、「1キロ500円」のお買い得商品も!後編の記事でお伝えします。
⇒【激安・1キロ500円の本格キムチ!畑でとれた野菜で…最新の自動販売機2選

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部IKU

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2022年10月6日)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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