2026.10.22
深める本間アナ)緊急事態条項については、逢坂さんとしては「百害あって一利なし」というお考えですか?
逢坂さん)そこまでは言わない。災害時に何が起こるかを想定することは大事だし、私も100%なくても大丈夫というほど楽観論者ではない。だけど今の議論は乱暴だということ。
それと、もう1つ大事なのは、憲法改正の個別項目ばかりに光が当たるけれど、「国民投票法制」をきちっと正しておかないと、とんでもないことになる。せっかく国民投票をやっても、投票そのものの正当性が疑われるような事態になりかねないのが今の法律なんです。
公職選挙法では、選挙期間中に政治家が有料のネット広告を出すことは制限されているけれど、憲法改正の「国民投票法制」にはそういうルールが全くないの。だからお金を持っている政党や個人は、いくらでもネット上に有料広告を出せるわけです。お金のある側の意見が一方的に拡散されてしまう危険があるわけですね。

藤田記者)そこまで資金力で差が出ますか?
逢坂さん)出ます。資金力のある政党や民間人が、ネット上にガンガン広告を流せる。テレビやラジオは24時間という枠があるけれど、ネットの有料広告は枠がないから「底なし沼」なんですよ。
だから憲法改正の議論をする前に、まずこの国民投票法制を平時にしっかり修正するのが先だと私は思っています。
続きは次回の記事でお伝えします。

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稚内市出身。HBCラジオ「気分上昇ワイド ナルミッツ!!!」パーソナリティ、野球実況、HBCテレビ「キタコイ」を担当。Sitakkeでは「むちぞん~無知は損する~」や「アライマ(アラサーの今、話してみた)」に出演。好き勝手に喋るので、リスナーからは「ナルミッツの毒」と言われる。
北海道の政治・社会ニュースを中心に取材を担当。
1959年北海道ニセコ町生まれ。北海道大学薬学部卒業後、ニセコ町役場に入庁。1994年、35歳でニセコ町長に初当選(当時全国最年少)。2005年衆院選で初当選。内閣総理大臣補佐官などを歴任。
※掲載の内容は収録時(2026年6月)の解説・議論に基づきます。
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