2026.10.18

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「寝ると食べるに困らない」が条件 北海道でワインの造り手になるまでの転身の日々

仕事選びの基準は、「寝るところ」「食べるもの」に困らないことだった

秋田県出身の石田さんは、地元の高校を卒業後、専門学校への進学を機に一人暮らしを始めました。
ところが、実家を出て1年が経つころ、学業を続けるべきか悩む出来事が起こります。

「父が経営する会社の業績が思わしくなく、家計を助けるために、母が下宿屋を始めたんです。それを知って心が痛みました。弟や妹もいるのに、長女の私が好きなことをしていてもいいのかなって」

石田さんは専門学校を退学し、実家に戻って就職。最初に就いた仕事は、旅行会社の添乗員でした。

「添乗員なら、寝るところと食べるものには困らないんじゃないかと思ったんです(笑)」

そして20歳のころ、仕事で訪れた札幌の街が気に入り、札幌市内のホテルに転職。
レストランのスタッフとして働き始めました。

これもまた、「飲食業なら食べることに困らない」というのが前提だったそう。

生活のために選んだ仕事でしたが、慣れてくると「仕事を極めたい」と石田さんの中に変化が起きます。

「この仕事で生きていくなら、資格を取ろう」

仕事でワインを扱っていたこと、飲食業で3年以上の実務経験があれば受験資格があることなどから、選んだのは「ソムリエ試験」。

24歳で見事一発合格。晴れてソムリエとしてのキャリアが始まりました。
意外にも、ワインが好きになったのは、ソムリエに合格してからなのだそうです。

「食べるものに困らない」と飲食業に飛び込み、「飲食で働くための資格をとろう」とソムリエに挑戦する…次のステップを考えながら新しい世界に飛び込む決断がさらに石田さんの未来を変えていきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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