2026.10.09

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「体に吸い込まれる」牛乳が生まれた…北海道の冬を完全放牧で生きる牛たちが出す生命力とは

牛は人間に媚びない「アパートの共同生活者」

365日・24時間、無農薬の牧草での「完全放牧」。
今は、牛の交配も「自然」にしていて、母牛と子牛が一緒に生活しています。

このスタイルを続けると、牛との関係にも変化があったそうです。

「牛舎にエサがないから、人間に全然媚びなくなりましたね(笑)。さらに、子牛は生まれてずっとお母さんのおっぱいを飲んでいるから、人間が介入する場面がないんです。人間にまったく懐かないから、搾乳のために牛舎に入れるのも一苦労で大変。ここまで懐かないか、って思っています(笑)」

山本さんは笑顔で今の牛との関係をこう例えます。

「僕がよく言うのは『アパートで一緒に生活している共同生活者』『お隣さん』みたいな関係性。人間と牛の対等な関係にガラッと変わりましたね」

「完全放牧」や牛たちがより自然に暮らす「自然交配」にこだわり、どこよりもおいしい牛乳を飲んでもらう体制を作り上げ、「最強アイテム」のソフトクリームを開発し…
中標津で酪農を始めて24年、止まることなく前へと進み続けてきた山本さん。

「達成感というのは一朝一夕にはなくて…『やった!』というよりは、じわりじわりと『自分の思い描いたものができてきたんだな』という感じでしたね」

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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