2026.10.10

食べる

「牡蠣が苦手でもファンになる」妻の夢を叶えるためにたどり着いた唯一無二のラーメン

「週3」で通っていたラーメン屋とのご縁

「特製牡蠣塩ラーメン」(1,500円)。麺は『無冠』でも使われている東京・三河屋製麺のストレートの細麺。夜の部では手揉みの縮れ麺(+100円)を提供している。

夏季限定の「牡蠣の冷やし中華」(1,500円)。

ラーメン店をひらくきっかけをつくったのは妻の奈央子さん。東京に住んでいたころ、ときわ台で人気を博していたラーメン店『Soupmen(スープメン)』が近所にあり、奈央子さんは週3回のペースで通っていた。

そこの店主だった小松崎敏氏は、のちに中野坂上で牡蠣出汁ラーメン専門店『無冠(むかん)』を開業し、東京を代表する行列店となる。函館へ居を移すにあたり、奈央子さんはラーメン屋の開業を希望。

「妻がやりたいことをやらせたい」と考えていた山崎さんはアパレル業をオンライン限定に切り替え、二人は修行先として前述の『無冠』を選び、函館には類を見ない牡蠣出汁ラーメンの技術を習得した。

広島産の牡蠣から出汁をとった優しい味のスープに、粗めに砕いた牡蠣に自家製の塩ダレを加えたアヒージョをトッピング。低温調理した森町産ひこま豚のチャーシューと七飯町産のネギ、岩海苔を添えた唯一無二の一杯だ。卓上調味料も白胡椒、ぶどう山椒、にんにくリンゴ酢、レモン酢など豊富にあり、アレンジも多彩に楽しめる。

peeps hakodate

函館の新しい「好き」が見つかるローカルマガジン。 いまだ開港都市としての名残を色濃く漂わせる函館という街の文化を題材に、その背後にいる人々を主人公に据えた月刊のローカルマガジン。 毎号「読み物であること」にこだわり、読み手の本棚にずっと残り続ける本を目指して編集・制作しています。(無料雑誌・月刊/毎月10日発行)

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