
実は同店、2015年に七重浜の商業施設内に2号店を開業している。契約上の都合で2年間のみの営業だったが、ここで牛骨ラーメンをメインに打ち出し、函館および道南一円に口コミ人気が一気に広がった。
北海道はもともと牛骨系の文化圏ではない。白老町に有名店が一つあり、あとは札幌に専門店がわずかに存在する程度で、簡単に食べられるものではない。

「うちの場合、木古内町のお客さんってほぼいないんじゃないかな(笑)。それは極端かもしれないけど、でもそれくらい函館とか森町とか八雲町とか遠方からわざわざ来てくださるお客さんが多いですね」(孝之さん)。
スープづくりは2日がかり。和牛の骨、豚骨、バラ、丸鶏を煮込み、鍋の蓋を閉じる直前で香味野菜を加える。スープの仕込みは鍋の前に長時間付きっきりになるため「夏の時期が一番イヤな作業ですね(笑)」(孝之さん)。
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