2026.09.06
暮らす
今回の熊本地震は日本で初めて「酷暑」の時期に起きた直下型の地震です。
日本赤十字北海道看護大学の根本昌宏教授は「酷暑対策を入念にしたうえで、健康被害を生じさせないような避難生活の支援が必要」と指摘します。
災害時は特に普段よりも熱中症になるリスクが高まるため、一層の対策が必要だといいます。
「災害によるストレスを受けている状態では、交感神経が活性化してしまう。心拍数が速くなったり、汗をかきやすくなったり暑さも感じやすくなる。ふだんよりも多めに水を飲み、ふだんよりも多めにトイレに行けるようにしておくというのも災害が起きたときの対策」
10年前の熊本地震の際には、災害関連死で200人以上が死亡。
そのうちの9割が「基礎疾患」を持っている人でした。

根本教授は、避難生活でも日常生活に近い環境を整えることが大切だと強調します。
「ふだんの健康の維持、この生活をそのまま進めることが大事。ふだんの生活の中で降圧剤や血糖値を下げる薬を飲んでいる人は、災害時に飲めなくなると元の疾患を悪くするだけでなく、熱中症が誘引されることも考えられる」
抵抗性が鈍ってくれば感染症や誤えん性肺炎のような災害関連死につながる疾患になりかねないのだといいます。
防ぐためには、ふだんの健康を維持すること、そのために特に常用薬を持ち歩くことも災害対策として重要です。
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