
「地域の元気」になる花火大会。
毎年これを楽しみに、地元に帰る方も多いと思います。
そんな、日本に欠かせない花火の苦しい状況を聞いてHBCテレビ「今日ドキッ!」ゲストコメンテーターの田村次郎さんは、「当たり前ですけど『花火ってそうだよね、お金がかかるんだよね』という気づきになる」と話しました。
「楽しみにしてる人たちが、『花火なんか何?少なくなったの?』とか『なんかあそこの花火やらなくなっているらしいよ』みたいに言うことじゃなく、花火をやることがどれくらいお金がかかって、どれだけ我々を幸せにしてくれるためだけにがんばってくれているのかという思いになります」
花火をタダで見るといった習慣がずっとありましたが、それが難しい昨今。
花火の価格の高騰だけでなく、人件費、警備費など、全てが高騰しています。

大きな花火大会を中心に、有料化が進んでいます。
特に今はプレミアム化が加速しているようです。
全国106の主要花火大会のうち、8割が有料席を導入しています。
一般席、入場料の平均価格は年々上昇していて2026年は5517円(去年より231円増)です。
さらに『プレミアム席』というちょっと高級路線の席は平均が4万611円(去年より2807円増)となっています。
有料席の中でも二極化が進んでいます。

花火などの物価高に加えて、トイレや警備などにかかる費用が高騰していて有料化するというケースも多いそうです。
過去には実際ドミノ倒しになった事故も起きています。
大きな大会になればなるほど、安全確保のための警備員は欠かせません。
ゲストコメンテーターの敷淳一さんは「花火大会そのものが今後、豪華な花火を高いお金を払って見る大会と、こぢんまりしていても無料で見られる花火に『二極化』していく気がするんですよね」と話します。
そのうえで、子どもたちの体験としての花火大会の存続を願います。
「僕自身のことを思い出してみると、やっぱり子どもの頃に家族で見た花火ってすっごく思い出に残っているので、子どもたちのためにも無料で見られる花火大会というのを、いろんな工夫をしながら何とか残していってもらいたいなという気持ちはありますね」
花火大会を残していくためには、コストやお金の問題に加え、担い手の部分も工夫しなくてはいけません。
また、地方になればなるほど、運営にあたる若い世代がだんだんいなくなっているという現実があります。
きれいな花火の裏側には、花火大会を支える人の工夫と努力があることを忘れずにいたいものです。
取材・文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あま
※掲載の内容は、HBC「今日ドキッ!」放送時(2026年7月30日)の情報に基づきます。
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