2026.08.28
暮らす
そして、生徒に課せられた最大のミッションが「トイレ対策」です。
根本教授は「トイレは水が流れないと使えない。流れないトイレで用を足したら?便器が汚物の山になる。次に違うところが山になる。どこだと思いますか?」と問いかけます。
答えは「洗面台」。厳しい現実を指摘します。
断水で不衛生になったトイレは、さまざまな病気を引き起こす要因になり得ます。

生徒たちは、普段使っているトイレで断水が起きたと想定し、災害時用の携帯トイレの設置にチャレンジ。
ところが、初めて使う災害用のトイレに試行錯誤が続きます。
ペットボトルの液体を入れ、次に凝固剤を入れます。
固まっている様子に驚きの声があがりました。


町内には外国人も多く暮らしているため、スマートフォンを駆使して、外国語とイラストの説明書きも用意。生徒たちが自ら考えたアイデアです。
根本教授は「私自身も驚くようなものが今回も出てきた。文字ではなく絵で見せる。大人の視点で見過ごしそうなことが、高校生の視点にはある」と話します。
3年生の男子生徒は「最初は戸惑ったがみんなと協力してやれた。あとのほうがスムーズにできた。災害は多いので生きていくうえで役に立つ」と振り返ります。

この「防災学校」には、講師がもう1人やってきていました。浦河高校の卒業生で、いまは宮城県石巻市の病院で看護師をしている 三島 春花 さんです。
災害看護に携わる看護師として、平常時の備えの大切さを、後輩に伝えたいと参加しました。
三島さんは「浦河町は津波や土砂災害が起きやすい地域。地域の人たちと協力して思いやりを持った行動ができる高校生になってほしい」と思いを語ります。
■ 【北海道ソフトクリームラリー2026】スマホで簡単参加のスタンプラリーで、豪華賞品が当たるかも!約230店が対象!
パートナーメディア