2026.08.30
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後継者不足により、暮らしに欠かせない企業や商店が姿を消しつつあります。
そうしたなか、第三者への『M&A事業承継』で、地域のインフラを守る動きが注目されています。
『第三者』に事業承継したタクシー会社の元社長は「私がそのまま続けていれば10年で終わった会社が30年に延びた」と話します。
事業と未来の『のれん』を次の世代へ引き継ぐ挑戦のリアルに迫ります。
十勝の大樹町にあるタクシー会社「雅(みやび)交通」は、4台のタクシーと3台のジャンボタクシーで、病院や役場への送迎のほか、観光客も運んでいます。
給食の配送やコミュニティーバスの運行も担う、まさに、町民の暮らしを支える存在です。

6年前に、父親から会社を引き継いだ吉田雅人さん。
55歳でまだまだ働き盛りですが、2026年、大きな決断をしました。
「大樹町における公共インフラ、みなさんの生活を支える大切な足だと気づいた。自分の寿命=雅交通の寿命という状況を何とかしたかった」
1人娘がこの春東京に就職したため、第三者に会社を譲ることにしたのです。
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