2026.08.26
暮らす
札幌市によると、札幌に関連する地震について調査をした結果、次のことがわかっています。
・札幌市直下の地盤に波打つ形状が見つかった
・過去の大地震の痕跡である「液状化跡」が見つかった
・現在も、札幌市直下で身体に感じないほどの地震が起きている
こうした調査をもとに、札幌市では市内に大きな被害をもたらす可能性がある5つの地震を想定しています。
中でも「月寒断層」「西札幌断層」「野幌丘陵断層帯」は、地表からは分かりにくい「伏在活断層」と呼ばれるタイプです。
札幌市の想定では、こうした地震が発生した場合、市内の一部で震度7の揺れとなる可能性があります。
地表に大きな断層が見えないから大地震が起こらない、ということではないのです。
では、札幌で震度7クラスの地震が発生すると、どのような被害が考えられるのでしょうか。
札幌市の第4次地震被害想定では、特に大きな被害が想定される「月寒断層」の地震の場合、冬には揺れによる建物の全壊が約1万3500棟、半壊が約2万2800棟にのぼると想定されています。
北海道で特に怖いのが冬の震災です。
停電によって暖房が使えなくなることに加え、積雪によって救助や避難が難しくなることが考えられます。
札幌市の最悪のケースでは、冬の早朝に地震が発生した場合、凍死を含めて5000人近い死者が出る想定になっています。

冬は屋根に積もる雪の影響で、全壊棟数が夏の2倍近くになると見込まれています。
さらに、地震がおさまったあとも生活への影響は続きます。
上水道は夏でも復旧まで約19日、冬では27日。
電気も夏で約5日、冬で7日かかるという想定です。
震災は「揺れている数分間」だけを乗り越えれば終わりではなく、その後の数日、場合によっては数週間をどう生活するのかまで考えておく必要があるのです。
■ 【北海道ソフトクリームラリー2026】スマホで簡単参加のスタンプラリーで、豪華賞品が当たるかも!約230店が対象!
パートナーメディア