
7月17日、札幌は3日連続の真夏日となりました。
豊平区の動物病院ではペキニーズとポメラニアンのミックス犬の「ふく君」が、前日から熱中症の症状で治療を受けていました。
ノア動物病院の山中由布獣医師が「きのう熱が高めだったということで、きょうも調子悪いですか?」と問いかけると、飼い主は「きのうと比べたらきょうは食事もとれて…」と答えました。
髙田翔子副院長は「前日にふく君がちょっとぐったりしているのと、体温が39.5℃と平熱より高いくらい。来たらすぐに冷やし始めて。首に巻くタイプを使った」と当時の状況を説明します。

首に巻いていたのは、冷凍庫で冷やすヒト用のネッククーラーでした。
首元を冷やしながら扇風機を当て、点滴をしたところ、15分ほどで体温が平熱に下がったということです。
髙田副院長は「熱中症の初期段階は冷やす。太い血管から体に戻る血液が冷えて少しずつ体温が下がっていく」と首元を冷やす効果について話します。

ヒトと同様の熱中症対策は、ほかにもあります。 市内のペットショップでは、犬や猫向けに、効率的に水分補給ができるさまざまな飲みものやフードをそろえています。
犬用のゼリーコーナーもあります。
ペットワールドPROX新発寒店の三國梨沙さんは、「おやつ感覚で水分補給できるようにいろいろな種類・味で提供している。常温であげても問題ないが、冷蔵庫で冷やしたり、冷凍庫で凍らせてアイス状にしても問題ない」と教えてくれました。

猫用には、通常よりも水分量が多いペットフードがおすすめだそうです。
三國さんは、「水分補給をメインに考えて作られている種類。水分量が91%。なかなか水を飲まない猫が多い。おやつなどで水分補給するのが大切」と、その重要性を語ります。

さらには、水分補給のための飲みものまで登場しています。
ペットスエットという商品は試飲分も用意されていて、連れてきたペットが気に入るか試すこともできます。
「来店したときにすぐ体を冷やせるようにしてもらったり、家の中でもすぐ使ってもらえるように冷やしている」
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