
デジタル化の波に押され、需要減少が続く紙業界。
しかし、札幌市で開催された「紙博」には女性を中心に多くのファンが詰めかけていました。
必需品から『嗜好品』へとシフトする文具・雑貨市場の最新トレンドを分析。
生き残りをかけ、世界に誇る職人技術で下請け脱却や海外進出に挑む地元の老舗企業の戦略に迫ります。

札幌コンベンションセンターで開かれたのは、はがきやシール、マスキングテープに便箋など、紙にまつわる雑貨を集めた、その名も「紙博」。
北海道初開催のイベントです。
道内外の文具メーカーや印刷会社など、50以上の出展者がこだわりの雑貨を販売し、2日間で約7500人が訪れました。
訪れた人からは「3万円くらい使った」「お財布のお金を全部使っちゃったくらい買っちゃった」という声も。
シールや付箋を購入したという女性は「手帳デコに使っている」と話し、手帳をかわいく彩るための紙雑貨を集めているそうです。
手帳やノートのデコレーションや、シール交換の流行を背景に、いま、紙の雑貨が人気を集めています。

その一方で、デジタル化の波に押され、紙の需要は減少傾向。
本やチラシなどに使われる「グラフィック用紙」の需要はこの20年で半分以下になりました。
老舗企業も、生き残りをかけて雑貨市場に参入しています。
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