2026.07.09

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「ライブが一番」有名落語家が子どもたちに無料で届ける手作り寄席の粋な取り組み

一緒の空気を楽しむのが一番

この日の高座は、小学5年生の国語の時間です。
談笑さんは、学校からの依頼ではなく、自ら出向いて落語会を開いています。

「インターネットでも落語はおもしろいけれども、その場で一緒の空気を楽しむのが落語の本来の姿。落語はライブが一番」

とはいえ、地方で生の落語を聞ける機会は少なく、子どもや高齢者が落語に親しむ機会は減っています。

「このままでは日本の文化が途絶えてしまう」

危機に瀕した大衆演芸を盛り上げようと、談笑さんは、この春から落語を無料で出前する取り組みを始めました。初めての出前は、北海道です。

「笑えもんっていう名前ですからね、皆さんね着物の色見て(ドラえもんだ)そう早かった」

二ツ目の笑えもんさんが前座で解説し、楽しく会場を温めます。
そして立川談笑さんの登場。

「トランプ大統領!いまの会見ご覧になりましたか?うるさいなぁ、お前たちは。これから中国が月面着陸有人ロケットを送り込むと発表していますが!そんなことよりな、宇宙開発には俺にはひとつアイディアがあってな、太陽着陸計画だ!太陽の表面温度は6000℃から8000℃と言われております。バカか、お前たち、頭を使えよ。太陽の着陸は夜やるんだよ」

世界情勢を織り交ぜて、ちょっとブラック。
けれども、小学生でもよく分かる、ユーモアのある噺でつかみます。

お次は『粗忽の釘』。

「きょうは引っ越しだから私が荷物まとめているのよ!これ、タンスだから一番大きいんだよ、家で!これ持っていかないでどうするのさ!いくぞ!せーの、よいしょ!忘れ物ほんとにしてないかい?前の長屋におじいさん、忘れてきちゃった」

古典落語も現代風にアレンジして、笑いを取りました。
小学生も夢中です。

「あんまり落語を知らなかったけど、きょう聞いてみて、すごくおもしろくて好きになりました」
「聞いた瞬間にあのしゃべり方で一気に引きつけられた。そういうところがすごいなって思いました」

HBC報道部

毎日の取材で「気になるニュース」や「見過ごせない事案」を、記者が自分の目線で深掘り取材し、「ニュース特集」や「ドキュメンタリー」を作っています。また、今日ドキッ!の人気コーナー「もうひとホリ」「もんすけ調査隊」も制作しています。最近は放送にとどまらず、デジタル記事、ドキュメンタリー映画、書籍など、多くのメディアで展開して、できるだけたくさんの人に見てもらえるよう心掛けています。北海道で最初に誕生した民間放送の報道部です。

https://www.hbc.co.jp/news/

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