2026.07.03
出かける
動物愛あふれる中田さんが、動物園に配属されたのは1993年。
当時は、「7年ぶりの新人飼育員」として注目されていました。
当時は、ロックバンドをしていた中田さん。まさか動物園に勤務するとは、夢にも思っていませんでした。

「旭川市役所の中の清掃事業所に入りたくて試験を受けて、いざ辞令をもらったら動物園だった。『渋々来た』というのが今でもすごく覚えている」
飼育員初日。キジやカピバラなど、見たことのない動物におびえながらの作業でしたが、ここでダチョウの卵を発見します。

「ふ卵器という卵を温める機械に入れて、わけもわからず毎日コロコロしていたら、ある日ヒナがかえっていて」
なんと旭山動物園で初めて、ダチョウのひなのふ化に、新人が成功したのです。

しかし、喜びは長く続きませんでした。
「ヒナを育てて 3日目か4日目くらいでパタッと死んでしまって。中途半端な気持ちでやっていたら、たった3日前に生まれた命を死なせてしまうことになるんだというのをヒナが教えてくれた」
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