2026.06.27
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そうかぁ。遠距離恋愛のスタートが、全ての引き金になってしまってるのね。
現代では、交通インフラが大いに発達したために、昔と違って遠方に赴くのも一世一代の出来事ではなくなっているし。
ビデオ通話などを使うことで、対面コミュニケーションも擬似的にではありながら、一種気軽にとれるようになっているとはいえ。
恋慕の情が募る大切な相手が、すぐ会うことのできる場所にいないというのは、どうしてもメンタルに小さくない負荷がかかるもの。
あなた自身は辛さを「誤魔化し」たり、寂しさを抱いてしまう自分を「思いやりがない」なんておっしゃってるけれども。
それはきっと、自然なことで、当たり前なこと。もっと言えば、どうしようもないこと。
だからまず「寝坊」さんには、自分の抱いている明るくはないかもしれない諸々の感情を、なんなら、そんな感情が湧いてくるおのれのこころ自体を。
どうか否定することなく、まずはそのまんま受け止め、肯定的に受け入れてほしいなとあたしは思っています。
とはいえ、悪だと一方的に責めたいわけではないんだけれども、あなたの彼氏さんったら、なかなか酷なことをする人よねぇ。
断ることのできる異動を「寝坊」さんに相談もなく受諾したりだとか(「こういう選択ってどう思う?」と、一言ぐらい聞いてくれてもいいわよね)、1ヶ月ぶりに会ったあなたの前で「全然寂しくない」とのたまい、あまつさえ新しい職場の楽しさを披露してしまったりだとか(もし本当に寂しさに苦しんでいなかったとしても、ポーズとして「会いたかった!」「寂しかったよ」ぐらいは言えよって思うわ)。
極めつけは、あなたを「家に送り届けることなく、滞在先のホテルに帰ってしま」うだなんて。
そりゃ「涙が止まらなく」なって当然よぉ……。
遠距離恋愛のつらい点となると、物理的な遠さがまず目にはつくはずですが。
それ以上にしんどいのは、ときにその計測可能な実際の距離のひらきと連動するかたちで、お互いの心理的な遠さが可視化されてしまうこと。
「寝坊」さんの事例は、まさにその典型だよね。しんどかろうに。
「彼のキャリア」を考えて、相手を新天地へと送り出したり。
「彼氏が楽しく過ごしていることを喜ぶべき」と、自分本位にならない行動を取るようみずからを律しようとしたりしている「寝坊」さんの甲斐甲斐しさが、あたしにはとっても誠実に映ると同時に、とっても悲しくも思えたりして。
なんだかこちらまで切ないわぁ。
「寝坊」さんの味わっている虚しさ、どうにかして別のテイストに変えることってできないもんなのかしら。
そうあたしは、今虚空を見つめながら考えています。
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