
正しい車線変更について麻生自動車学校で聞いてみました。
「車線変更をする3秒前に合図を出す。合図を出して周りの車に自分の行動を知らせる。自分もルームミラーやサイドミラーや直接目視をして、死角に入りこんだ車がいないか確認する時間でもある」
でも、なぜ「3秒」もつける必要があるのでしょうか?実際に確かめてみました。
時速40キロで走行し、3秒間で進む距離を計測すると…進んだ距離は34.5メートル。

理論上、時速40キロで3秒間に進む距離は約33メートルでバス3台分に相当する距離です。
この距離が後続車に急ブレーキを踏ませず、追突を防ぐことができる間隔だとされているのです。
わずか「3秒」が、事故を防ぐか否かの分かれ道になるのです。
「自分を優先させるのではなく、周りの車の行動を理解して、思いやりを持って運転することが大事」

車線変更の意義と正しい方法をおさらいしたところで、ここからが核心。
明確なルールがあり、罰則もあるのにも関わらず。それでもなぜ、徹底されないのでしょうか?
10年以上、全国のドライバーを取材してきた自動車生活ジャーナリスト加藤久美子さんに聞いてみると…
「ウインカーを早く出すのが、そもそもカッコ悪いみたいな。あと『自分の行く場所を周囲に知られたくない』という意見もあった」
運転に余裕がなく、ウインカーを出せない人や、「ウインカーを出すと車間を詰められ、車線変更ができなくなる」と話すドライバーもいるといいます。
「『ウインカーを出さずにもし事故が起こってもこっちに責任はないよね』みたいな間違った考えを持っているドライバーが増えてきたのかなと」
さらに調査を進めると、北海道ならではの事情も浮かび上がってきました。
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