2026.06.13

暮らす

ウインカーを出すのはかっこ悪い?8割が感じている北海道の「ノーウインカー」の実態

3秒が分かれ道

正しい車線変更について麻生自動車学校で聞いてみました。

「車線変更をする3秒前に合図を出す。合図を出して周りの車に自分の行動を知らせる。自分もルームミラーやサイドミラーや直接目視をして、死角に入りこんだ車がいないか確認する時間でもある」

でも、なぜ「3秒」もつける必要があるのでしょうか?実際に確かめてみました。

時速40キロで走行し、3秒間で進む距離を計測すると…進んだ距離は34.5メートル。

理論上、時速40キロで3秒間に進む距離は約33メートルでバス3台分に相当する距離です。

この距離が後続車に急ブレーキを踏ませず、追突を防ぐことができる間隔だとされているのです。
わずか「3秒」が、事故を防ぐか否かの分かれ道になるのです。

「自分を優先させるのではなく、周りの車の行動を理解して、思いやりを持って運転することが大事」

ウインカーを早く出すのはかっこ悪い?

車線変更の意義と正しい方法をおさらいしたところで、ここからが核心。

明確なルールがあり、罰則もあるのにも関わらず。それでもなぜ、徹底されないのでしょうか?

10年以上、全国のドライバーを取材してきた自動車生活ジャーナリスト加藤久美子さんに聞いてみると…

「ウインカーを早く出すのが、そもそもカッコ悪いみたいな。あと『自分の行く場所を周囲に知られたくない』という意見もあった」

運転に余裕がなく、ウインカーを出せない人や、「ウインカーを出すと車間を詰められ、車線変更ができなくなる」と話すドライバーもいるといいます。

「『ウインカーを出さずにもし事故が起こってもこっちに責任はないよね』みたいな間違った考えを持っているドライバーが増えてきたのかなと」

さらに調査を進めると、北海道ならではの事情も浮かび上がってきました。

HBC報道部

毎日の取材で「気になるニュース」や「見過ごせない事案」を、記者が自分の目線で深掘り取材し、「ニュース特集」や「ドキュメンタリー」を作っています。また、今日ドキッ!の人気コーナー「もうひとホリ」「もんすけ調査隊」も制作しています。最近は放送にとどまらず、デジタル記事、ドキュメンタリー映画、書籍など、多くのメディアで展開して、できるだけたくさんの人に見てもらえるよう心掛けています。北海道で最初に誕生した民間放送の報道部です。

https://www.hbc.co.jp/news/

この記事のキーワードはこちら

SNSでシェアする

  • X
  • facebook
  • line

編集部ひと押し

あなたへおすすめ

エリアで記事を探す

FOLLOW US

  • X