2026.06.10
暮らす
HBCテレビ「今日ドキッ!」のスタジオではコメンテーター鶴岡慎也さんが「バスだけに限らず、いろんな業種で外国人の人って増えている」と話し、こう続けました。
「僕ら日本人からしたら『働いてもらっている』という感謝の気持ちを持たないといけませんし、外国人の人が『日本で働きたいな』と思うような、そういう場所にしていかないといけないなと思います」
ウィルさん自身も、降りるお客さんから「がんばってね」と声をかけてもらったのがとってもうれしかったと話していました。
ウィルさんは、英語もできるということで、網走バスの専務は「今後、都市間バスといった難しい仕事に関しても取り組んでほしい」とも話していました。

企業だけでなく自治体も外国人ドライバーの育成に乗り出しています。
札幌市が2026年度から始めた事業ではベトナムで事業を展開している企業とタッグを組んで行うのですが、海外での人材募集から日本語教育、そして来日してからの日本での運転免許取得や、着任後の生活支援までを一体的に支援します。
来日前と、来日後もサポートするということですが、やはり言語の問題とか交通環境、右ハンドル・左ハンドルも違う環境を乗り越えなければいけません。
この点についてコメンテーターの須田布美子弁護士も関心を寄せていました。
「ビザの要件を緩和して来日しやすいようにはなっても『来てからの問題』というのが、言語の問題、交通ルールの問題など非常にハードルは高いと思いますので、それがちゃんと事前にケアされてるってすごいことですよね」
札幌市の事業は、すでにベトナムで教習所などのノウハウを持つスタートアップ企業が取り組みますが、自治体が予算をつけて主導して行うというのは、国内でも初めての試みだそうなんです。
札幌市は再来年、2028年までにベトナムから10人程度の就労を目指しているということです。
日本に来てからも運転免許取得の教習は行われますが、ベトナムにいる段階から、左側通行に慣れてもらうため実際に車で教習を行うそうです。
今は世界的に人材の取り合いになっている現状もあります。
こうして「現地で」というのは大事かもしれません。
ちなみに、今、札幌市内でバス運転手は約1500人いますが、20代と30代はわずか1割。
つまり将来、今のバスの本数はまず維持できないということを表している数字でもあります。
この10年で路線バスの便数はすでに3割減少しているという現実もあります。
しかもさらに加速する可能性も。
早く手を打たなければいけないということですので、こういう外国人材も含めてどうやって人材確保していくのか、これからの業界の取り組みに注目です。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2026年5月18日)の情報に基づきます。
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