2026.06.10

暮らす

20~30代はわずか1割…「パパがんばってね」海の向こうからきたバス運転手がデビュー!

2030年には3万6000人不足する

ウィルさんが勤める網走バスは、知床や道東をめぐる観光バスや都市間バスとともに、郊外の「路線バス」や「スクールバス」の運行を担います。

しかし、運転手不足と利用者の減少で、路線の維持は難しくなっています。

運転手不足は全国的な課題で、日本バス協会の試算では2030年には全国で3万6000人が不足するとされています。

そこで国は2024年、外国人が日本で働くための在留資格「特定技能」に、バス運転手などの「自動車運送業」を追加しました。

網走バスの小澤友基隆社長は「道内のバス会社も道外への採用活動を強めたということで競争が非常に強くなった。外国人運転手が特定技能で業種が加わったことでチャレンジしてみようと思った」と話します。

ウィルさんは日本語能力など厳しい条件をクリアし、営業運転に必要な「大型二種免許」も取得。路上教習を重ねてきました。

日本に来てから半年。
ついに迎えた、客を乗せての「運転手デビュー」の日です。

安心して乗れた

道内で初めてとなる外国人運転手のウィルさん。向かうは女満別空港です。

網走バスターミナルと女満別空港を結ぶ、35分間の路線。
安全運転をモットーにバスは走ります。

定刻どおり女満別空港に到着。路線を往復し、網走バスターミナルに戻りました。

ウィルさん「ありがとうございましたー」
降車する客「がんばってください」

お客さんからは「全然大丈夫、安心して乗った」「外国人だと感じず、日本の交通ルールを守って、丁寧な運転で安心して乗ることができた」との声が。

ウィルさんも「お客様を目的地まで安心して安全運転する、とにかくがんばります」と意気込みます。

HBC報道部

毎日の取材で「気になるニュース」や「見過ごせない事案」を、記者が自分の目線で深掘り取材し、「ニュース特集」や「ドキュメンタリー」を作っています。また、今日ドキッ!の人気コーナー「もうひとホリ」「もんすけ調査隊」も制作しています。最近は放送にとどまらず、デジタル記事、ドキュメンタリー映画、書籍など、多くのメディアで展開して、できるだけたくさんの人に見てもらえるよう心掛けています。北海道で最初に誕生した民間放送の報道部です。

https://www.hbc.co.jp/news/

この記事のキーワードはこちら

SNSでシェアする

  • X
  • facebook
  • line

編集部ひと押し

あなたへおすすめ

エリアで記事を探す

FOLLOW US

  • X