

札幌から車で約50分。石狩川のほとりに広がる新篠津村は、豊かな自然に囲まれた、のどかな田園風景が広がるまち。
この地のはじまりは、かつて人の手がほとんど入っていなかった原野に、一本の鍬が入れられたことでした。
湿地が広がる厳しい環境の中で、先人たちは知恵と工夫を重ねながら土地と向き合い、少しずつ暮らしの土台を築いていきます。
泥炭地での試行錯誤の末に生まれた田んぼは、やがて「米どころ・新篠津」として村を支える存在となり、今も大切に受け継がれているのです。
明治29年に新篠津村としての歩みが始まり、130年以上。
自然とともに生きる姿勢はそのままに、子育てや福祉、交流の場づくりなど、暮らしのかたちは時代に合わせて少しずつ広がってきました。
こうした歩みを重ねてきた新篠津では、いま、これからの時代に向けたさまざまな取り組みが広がりはじめています。

空の広さを、ここまで感じられる場所はそう多くありません。
新篠津村では、その“空の魅力”そのものを楽しむ取り組みが広がっています。
見渡す限り田園風景が続き、高い建物も少ないこの場所では、空がぐっと近く感じられるのが特徴です。
日中はどこまでも続く青空が広がり、夕方にはやわらかな光に包まれ、夜には満天の星が広がります。時間とともに移り変わる空の表情は、訪れる人の心をゆっくりとほどいてくれます。
そんな魅力を体感できるスポットとして誕生したのが「しんしのつ天文台」。
屋根や壁が大きく開く開放的なつくりで、視界いっぱいに広がる星空を楽しめる場所として注目を集めています。天体観測だけでなく、“空そのものを味わう”体験ができるのも特徴です。
さらに、星空観察会やランタンイベントなど、空をテーマにした取り組みも少しずつ広がり、季節ごとに違った楽しみ方ができるのもこのまちならでは。
こうした活動は「第37回星空の街・あおぞらの街 全国大会in美瑛町」での受賞にもつながり、“空を楽しむまち”として新たな魅力を発信しています。
日常の中にある空を、少し特別な体験へ。
そんな新しい取り組みが、いまこの村で広がっているのです。
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