サッポロマイマイの特徴は、何と言っても白黒のしましま模様。
緑や茶色が多い森の中でこれは結構目立ちます。

エゾマイマイは土の色と同化してしまうので見過ごすことも多く、オカモノアラガイは小さくて気づかないことも多いのですが、サッポロマイマイは普通に散策していても割と簡単に目につきます。
理由はその見つけやすい色や柄はもちろんなのですが、このカタツムリが持つある「特技」が影響しています。
それは…「木登り!」

サッポロマイマイは木に登るのが得意で、特に「ハルニレ」という木に登っているのをよく見かけます。ちょうど目線の位置にいることもあるので見かける機会も多いのです。
なぜ木に登るのか?
それは「目の前に木があるから」といった哲学的な理由からではなく、彼らにとって種の存亡がかかった事情があるからです。
それは「天敵」の存在。
サッポロマイマイにとっての天敵は「虫」です。
森の中にはその名も「エゾマイマイカブリ」という、名前の通りカタツムリが大好きな昆虫がいて、カタツムリを探してうろついています。

この昆虫、足が長くて歩くのは速いのですが、羽が退化しているので空を飛ぶことができません。なので、高いところに逃げられたら追いかけることができないんです。
サッポロマイマイが木に登るのは、この昆虫から逃げるためなんです。
ただどのくらい逃げるかは個体差があるらしく、中には20メートルある展望台の上まで逃げてくるのもいます(笑)。
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