2026.05.21

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いつ見ても愛おしい、あたたかい作品世界 羊毛フェルトとの出会いと数奇なご縁

玉山さんと羊毛フェルトの出会い

「なぜかクマ作品ばかりひたすらつくっていた時代もありました(笑)。いまもわりとつくりますね」(玉山さん)

いまや道南を代表する作家として知られる玉山さんと羊毛フェルトとの出会いは、彼女が帯広で暮らしていた20年以上前までさかのぼる。第一子が生まれた年と同時に、その娘のためのおもちゃづくりとして始めたのがきっかけだ。

「わたし自身がピカピカしたおもちゃが苦手で(笑)。それで自分でつくるようになったんです」

続けているうちに、いつしか講師を依頼されるまで技術が身につき、毎回教室を開催するにあたり、大量の羊毛が必要となって尊敬する羊飼いのもとへ通うようになった。その際に世話になったのは池田町の緬羊牧場『スピナーズファームタナカ』代表の田中忠二さん(故人)。

ここで田中さんから羊毛の知識、原始的なフェルト製法など多くのことを学んだ。その経験と記憶は、玉山さんにとって何物にも代えられない宝物であり財産だ。

干支のシリーズは毎年恒例の定番作。最初は干支の動物をそのまま形どっていたが、年号が平成から令和に切り替わるあたりからダルマ型のシリーズをつくり始めた。十二支すべてを揃えるために毎年購入するファンも多い。

peeps hakodate

函館の新しい「好き」が見つかるローカルマガジン。 いまだ開港都市としての名残を色濃く漂わせる函館という街の文化を題材に、その背後にいる人々を主人公に据えた月刊のローカルマガジン。 毎号「読み物であること」にこだわり、読み手の本棚にずっと残り続ける本を目指して編集・制作しています。(無料雑誌・月刊/毎月10日発行)

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