2026.05.23
食べる時代を超えて、道民に受け継がれてきたはちわかのお弁当。
その歴史は、今から90年前にさかのぼります。

三代目 八若 晋二さん:「一番最初は古本屋さんからはじまった」
昭和11年。
はじまりは祖父の長次さんが始めた古本屋さんでした。
三代目 八若 晋二さん:「そのときに色んな商売替えじゃないですけど、お惣菜をやったり、食堂、スポーツ店。ただやっぱり、成功はしていないと思う。商売替えをするっていうことは」
その後、すし店を開店するも閉店。
そこで二代目の晋作さんと妻の 智恵子さんが店を引き継ぎ、新たに開いたのが、「菓子と果実の店 はちわか」でした。
三代目 八若 晋二さん:「駄菓子屋さん一本でやっていくのでは食べていけないということで、お寿司屋さんをやっていたので、いいシャリと紅鮭いれておに ぎりコーナーという形で出したら行列ができて」
おにぎりの販売が店の転機となった「はちわか」。
やがておかずを加え、弁当として売り出すようになり、町中で親しまれるお店に。
三代目 八若 晋二さん:「このへんはいつも客でごった返していた。両親は365日働いていて、大変だなぁと。‟跡継ぎは絶対にしたくない”」
両親とは別の道を選んだ晋二さん。
人材会社に就職し、30年に渡り、会社員として働いていましたが…。
三代目 八若 晋二さん:「私が47歳のとき、父が末期の食道ガンになったんですよね」
三代目 八若 晋二さん:「何回か言われましたね。『次はお前しかいないから継いでくれ』って。その後に母親が店を閉めるとか言って。これで私が継がなかったら本当にやめてしまう可能性があったから、それを残したいっていうのはありますよね」
はちわかの味を守りたい。その思いで三代目として店を継いだ晋二さん。
変わらない味を今も守り続けています。
三代目 八若 晋二さん:「継いでいいのかわるいのかはわからないけど、楽しさはありますね」

三代目 八若 晋二さん:「店の包装紙が濃い緑。その包装紙を見ただけでテンション上がる。そういうことを言われるとうれしいなって。100年続けられたらいいなって思うけどね。あと10年」
三代目 八若 晋二さん:「体が動く限りやろうかなって思っている」
常連客:「30年くらい。味は変わらないね。僕は(自宅から)ここに買いに来るまで遠いんですよ。でも食べたいなと思って」
大阪在住:「道外にいま住んでいるので、この辺を久しぶりに歩いたら食べたいなと思いますね。シンプルにおいしい、家庭の味、プロの味」
今年で創業から90年目を迎える仕出し弁当のはちわか。
愛され続けるワケは…?
三代目 八若 晋二さん:「こだわっているところですね。味にこだわって、素材にこだわって。ずっと、うちのお弁当を食べている人もいるんですよね。こだわった味で、手作りで、個性のある味を期待しているのね。それを守り続けていこうかなと思っています」
住所:北海道札幌市中央区南14条西7丁目
電話:011-511-5370
営業:注文受付/午前9時~午後4時半
店頭販売/午前10時~午後1時30分
定休日:日曜・祝日
※掲載の内容は番組放送時(2026年4月28日)の情報に基づきます。
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