2026.04.21
ゆるむ
エゾシカが木に頭をスリスリして、なんとも気持ちよさそうな表情をしていますね。
いまはちょうど、ゴワゴワした冬毛からやわらかな夏毛へと生えかわる季節。
あちこちに体をこすりつけている姿を見ると、どうやら少しかゆいのかもしれません。
この時期になると、エゾシカの背中にカラスが乗っかって冬毛をついばんでいる光景にもよく出会います。
多いときには4羽ほどが乗り込んで、せっせと毛をむしっているのですが、エゾシカは嫌がるどころか、むしろちょっと気持ちよさそう。
まるで「無料のブラッシングサービス」を受けているようです。
むしられた毛は、おそらくカラスたちの巣づくりの材料に使われるのでしょう。
エゾシカなどの動物たちから抜けた毛は、森の中で次の命を支える素材になっていきます。
春の森には、なにひとつムダなものがなく、すべてがゆるやかにつながっているのかもしれません。
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後編の記事では
・「モモンガまつり」での出来事です…
・どっちもかわいくて…1枚を選べない!?
の写真をお届けします。
◆「北海道3大かわいい動物」プロジェクト
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◆文:「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
1987年からカメラマンとして北海道の自然や野生生物の撮影を始める。アメリカのイエローストーン国立公園やカトマイ国立公園、デナリ国立公園で野生生物、マレーシア・ボルネオ島でオランウータン、アオウミガメの取材も経験。2020年から「北海道3大かわいい動物」プロジェクトを主催。
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